ザーフは韓国のルートロニック社が開発した高周波(RF)のたるみ治療機器で、国内では2024年に韓国MFDSの認証を取得し、国内では2025年から導入が始まりました。浅い層に働く6.78MHzに、深部まで届く2MHzを組み合わせられるため、出力を上げなくても脂肪層まで熱を送れます。
照射の深さも表層から皮下浅層まで段階的に切り替えられるため、狙う層に応じた調整が可能です。仕組みや効果の詳細は以下の記事でも解説しています。
BLOG
たるみ治療を検討するとき、効果と同じくらい気にかかるのが「施術のあと、顔がどう見えるのか」ではないでしょうか。ザーフ(XERF)はダウンタイムの短さで語られることの多い治療ですが、赤みや熱感がまったく出ないわけでもありません。翌朝に商談があるのか、週末まで自宅で過ごせるのか。その条件によって選ぶべき施術日は変わります。
本記事では当日から1週間の経過と、メイクや入浴を再開できるタイミングを解説します。
ザーフは韓国のルートロニック社が開発した高周波(RF)のたるみ治療機器で、国内では2024年に韓国MFDSの認証を取得し、国内では2025年から導入が始まりました。浅い層に働く6.78MHzに、深部まで届く2MHzを組み合わせられるため、出力を上げなくても脂肪層まで熱を送れます。
照射の深さも表層から皮下浅層まで段階的に切り替えられるため、狙う層に応じた調整が可能です。仕組みや効果の詳細は以下の記事でも解説しています。
なお、ザーフは国内で医薬品医療機器等法上の承認を受けていない未承認医療機器です。ライブリークリニックでは医師個人の責任と管理のもと、個人輸入により入手した機器を、診察を経て使用しております。
また、同種同効の国内承認機器はありません。ザーフ自体は2024年に韓国MFDS(旧KFDA)の認証を取得しています。ただし諸外国での認証は、日本国内での安全性・有効性が確認されたことを意味するものではありません。個人輸入された機器を用いた治療は国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合がありますので、あわせてご確認ください。
結論からお伝えすると、多くの方は施術当日のうちに人前へ出られる状態まで戻ります。皮膚の表面に傷をつくらない治療であり、針を刺す施術とは回復の種類が異なるためです。とはいえ「ゼロ」と言い切ってしまうと、実際に赤みが出た方が不安を抱えることになるでしょう。症状ごとに分けて見ていきます。
照射を終えた直後は、頬やフェイスラインがほんのり赤くなり、日焼けのあとのような熱感が残ります。熱が加わった皮膚の血流が一時的に増えている状態で、多くの場合は数時間から1日程度で引いていくものです。
顔全体が少しむくんだように感じる方もいるでしょう。強い腫れや内出血が出るケースは一般的ではなく、仮に内出血が生じても数日から1週間ほどで消えていくとされます。ただし皮膚の薄い目の周りや、骨に近い顎のラインは反応がやや出やすいため、その部位を多めに照射した日は少し余裕を見ておくと安心できます。
まれではありますが、熱傷や色素沈着、皮膚感覚の一時的な変化、脂肪の減少による頬のこけが生じることもあるため注意しましょう。水ぶくれや強い痛みを伴う赤み、48時間を超えて悪化する症状がある場合は、自己判断で様子を見ずに施術を受けた院へ連絡してください。
翌日まで持ち越しやすい症状は、赤みよりも肌の乾燥です。熱を加えた直後の皮膚は水分が逃げやすく、いつもと同じスキンケアでは物足りなく感じる方もいます。つっぱり感が数日続くこともありますが、保湿を厚めにすれば通常は自然に戻っていくでしょう。
この時期は肌が敏感になっているという自覚を持ちにくい点にも注意が必要です。表面に傷がないため普段どおり扱ってしまい、いつものピーリングで刺激を与えてしまう。この行動が、本来なら1日で終わる赤みを数日に延ばします。
負担が軽いとされる理由は2つあります。ひとつは周波数の使い分けです。深部に届かせるために出力を上げ、その結果として表皮への負担が増えるという従来のジレンマを避けやすい設計になっています。
もうひとつが温度管理です。照射面の冷却とパルスの調整により、皮膚表面の温度が上がりすぎないよう制御されています。押さえておきたいのは、ダウンタイムを決めているのが機器の名前ではないという点です。どの出力で、どの深さに、何ショット当てるか。この設計次第で反応の出方は変わります。
症状ごとの説明だけでは、実際の予定は立てにくいものです。ここからは時間軸に沿って、どのタイミングで何が起きるのかを追いかけていきます。あらかじめ経過を把握しておけば、施術日を決める段階で迷わなくなるはずです。
照射直後は赤みと熱感がピークを迎えます。鏡を見て「思ったより赤い」と感じるかもしれませんが、この段階の赤みは時間とともに薄れていくものです。帰宅後は肌を強くこすらないことだけ意識しておけば足ります。
顔が引き締まったように感じる方もいるでしょう。熱でコラーゲン線維が収縮した即時的な変化であり、この日の見た目がそのまま定着するわけではありません。夜は入浴を短めのシャワーに切り替え、いつもより保湿を厚くして休んでください。
翌朝には赤みがほぼ引いているケースが大半です。メイクをすれば施術を受けたと気づかれない程度まで戻る方が多く、この段階で通常どおり出社している方も少なくありません。
一方、乾燥やつっぱりを感じやすいのがこの時期でもあります。化粧のりが悪いと感じたら、下地の前に保湿を一段追加してみてください。赤みを隠したい場合は厚塗りではなく、色を打ち消す下地を薄く使うほうが自然に仕上がります。厚く重ねると摩擦が増えるためです。
3日目以降になると、施術後特有の反応はほとんど落ち着いています。ここから先に起きるのは回復よりも変化で、熱の刺激を受けた組織がコラーゲンを作り直す過程が静かに進んでいきます。
内側の再構築は目に見えません。肌のキメやトーンの変化を1~2週間ほどで感じる方はいるものの、大きな変化を実感しにくい時期に入ります。この段階では、焦って別の施術を重ねるより、保湿と紫外線対策を続けたほうが結果的に満足度は高くなります。あえて何もしない時間を確保することも、ひとつの選択だと考えてください。
施術そのものより、そのあとの生活で迷う方は少なくありません。特に相談が多いのは、以下の行動です。
それぞれ再開できる時期が違いますので、順に整理しておきます。
ザーフは皮膚の表面に傷をつくらないため、メイクも洗顔も基本的に当日から行えます。ただし当日はクレンジングの摩擦を減らしたいので、ポイントメイクを控えめにしておくと負担が軽く済むでしょう。
洗顔では泡を転がすように洗い、ぬるま湯で流してください。熱いお湯は、まだ熱感の残る肌をさらに乾燥させます。拭き取りタイプのクレンジングやスクラブについては、少なくとも施術当日は避けておきましょう。
血行が強く促される行為は、赤みやほてりを長引かせる原因になります。長時間の入浴、サウナ、岩盤浴、激しい運動については施術当日を避け、翌日以降に再開するのが無難でしょう。
シャワーは当日から問題なく、短時間の入浴も可能とする院が多くあります。翌日にジムへ行くことも一般的には可能ですが、熱感が残っているうちは強度を落として様子を見てください。ホットヨガのように高温多湿の環境で行う運動は、翌日も控えたほうが安心できます。
飲酒も血流を促すため、当日は控えめにしておきたいところです。翌日以降に赤みが引いていれば、通常どおりで差し支えありません。
注意したいのは、フェイシャルエステや小顔矯正など顔に強い圧をかける施術です。熱が入った直後の組織を物理的に刺激すると、内出血や炎症のきっかけになり得ます。むくみを流したい気持ちは理解できますが、当日のむくみは時間とともに引くものです。再開の時期については、施術を受けた院に確認したうえで予約を入れてください。
してよいことと同じくらい、避けたい行動もはっきりしています。具体的には、以下のとおりです。
いずれも赤みや色素沈着といった、後から困る変化につながりやすいものです。難しい内容ではありませんので、施術後の数日だけ気をつけてみてください。
タオルでゴシゴシ拭く、洗顔ブラシを使う、うつ伏せで長時間寝る。こうした摩擦や圧迫は、赤みを長引かせる典型的な要因です。特に施術当日は、肌に触れる回数そのものを減らす意識が役に立ちます。
盲点になりやすいのがマスクの摩擦です。頬やフェイスラインに繰り返し布が当たる状態は、肌にとって継続的な刺激にほかなりません。仕事上どうしても着用するなら、サイズに余裕のあるものを選んでください。
熱を受けた直後の肌は、紫外線の影響を受けやすい状態にあります。色素沈着のリスクを下げるためにも、日焼け止めは施術翌日から通常どおり使ってください。屋外で過ごす予定があるなら、帽子や日傘の併用も検討したいところです。
見落とされがちなのが、車の運転中や室内の窓際で浴びる紫外線です。日常のなかで積み重なる分量は決して少なくありません。施術後の1週間は、意識のレベルを一段上げておくと安心です。
ハイフやレーザーとの併用そのものは可能で、目的が違えば相乗効果も見込めます。問題になるのは短期間に重ねた場合で、皮膚への負担が積み上がります。どの順番でどれだけ間隔を空けるかは、医師に相談して決めるべき領域でしょう。
自己判断で他院の施術を挟むと、どの施術がどの反応を招いたのか判別できなくなるという問題も生じます。トラブルが起きたときに原因を切り分けられない状態は、患者側にとっても不利益です。併用を考えているなら事前に相談しておきましょう。
同じ機器で施術を受けても、赤みがまもなく引く方と翌朝まで薄く残る方がいます。差を生むのは主に皮膚の厚みと脂肪の量、照射設計とショット数、そして施術前後の生活習慣です。自分がどちら寄りかを知っておけば、施術日の決め方も変わってきます。詳しく見てみましょう。
高周波を用いる治療のため、心臓ペースメーカーや体内式除細動器を装着している方は施術を受けられません。施術部位に金属プレートやシリコン、金の糸などを埋め込んでいる場合も、熱や電流の影響を避けるために適応外となります。妊娠中および授乳中の方も、安全性のデータが十分でないことから施術の対象になりません。
このほか、ケロイド体質の方、糖尿病など創傷の治りに不安がある方、施術部位に感染や強い炎症、ヘルペスなどの皮膚疾患がある方についても、医師が個別に適応を判断します。
注意が必要な方として挙げられるのは、直近4週間以内に施術部位へボトックスやヒアルロン酸を注入した方、直近6か月以内に脂肪注入を受けた方などです。該当する場合は施術時期をずらす判断もありますので、持病や体内の金属、過去の施術歴はカウンセリングで必ず申告してください。
皮膚が薄く、皮下脂肪の少ない方は、同じエネルギーでも熱を感じやすくなります。頬がこけている方やもともと血管が透けて見えやすい方は、赤みが出やすい条件を持っていると考えてよいでしょう。
反対に脂肪層に厚みのある方は、表面の反応が穏やかに済むことが多くなります。ただし深部まで熱を届けるために照射条件を調整する必要があり、そのぶん施術中の熱感が強くなる場合もあるのです。
同じ部位でも、ショット数を増やせば蓄積する熱量は当然増えます。広い範囲をしっかり狙う日と、気になる部分だけを整える日とでは、施術後の反応も変わってくるでしょう。
ここは事前に相談できる部分です。翌日に予定があると伝えておけば、出力やショット数を調整したうえで施術を組み立ててもらえます。予約時か問診票の段階で、翌日以降の予定を具体的に伝えてください。
睡眠不足や飲酒、塩分の多い食事は、いずれも血管の拡張やむくみに関わる要素で、施術前後に重なると反応が強く出やすくなります。肌荒れが強く出ている時期であれば、落ち着くまで施術日をずらす判断も選択肢に入るでしょう。
こうした条件は自分でコントロールできる範囲にあります。大切な予定の前に受けるなら、施術の前日から意識を向けておくだけで結果が変わってきます。
ダウンタイムは受けたあとに耐えるものではなく、受ける前の準備でかなりの部分をコントロールできるものです。整えておきたいのは施術前の肌状態、当日の予定の組み方、そして施術後の保湿という3点になります。詳細を見てみましょう。
乾燥した肌と十分に潤った肌とでは、同じ照射でも反応が変わります。角層の水分が不足していると熱の伝わり方に偏りが生じやすく、ヒリつきや赤みが出やすくなるためです。高周波治療に共通する注意として、施術前の1週間ほどは保湿を強化しておくと当日の負担が軽くなります。
反対に、直前のピーリングや刺激の強い美容成分の使用は控えたほうがよいとされています。角層が薄い状態で熱を加えると、刺激を感じやすくなるためです。日焼け直後の肌も同様で、赤みが強く出る条件がそろってしまうでしょう。
ダウンタイムがほとんどないと聞くと、施術後にそのまま会食を入れたくなるかもしれません。実際に問題なく過ごせる方も多いのですが、余裕を持つに越したことはないでしょう。
扱いやすいのは、施術を午後に入れてその日の夜は自宅で過ごすという組み方です。赤みの引き方には個人差がありますので、初回はとくに翌日以降に予定を再開する前提で考えておくと安心できます。初回の経過をメモしておけば、次回以降の日程はかなり正確に組めるようになるはずです。
施術後のケアで最も効果が見込めるのは保湿でしょう。特に最初の3日間は、熱によって失われた水分を補うことが赤みや乾燥の早期回復につながります。化粧水を重ねづけしたあと、乳液やクリームで蓋をする手順を朝晩とも徹底してください。
熱感が強い日は、清潔なタオルで包んだ保冷剤を数分当てる方法も助けになります。ただし冷やしすぎは血行を妨げ、回復をかえって遅らせます。短時間あてたら休ませるという使い方にとどめ、氷を直接肌に当てる行為は避けましょう。
ザーフを検討する方の多くは、ハイフや他の機器とも迷っています。たるみ治療は仕組みが違えば施術後の反応も変わるものです。ダウンタイムという観点から、代表的な3つとの違いを整理しておきましょう。
ハイフ(HIFU)は超音波を一点に集めて、より深いSMAS層に熱を届けます。点で高い熱を発生させる分、施術中の痛みを感じやすく、施術後に軽い腫れや違和感が出るケースもあるでしょう。
ザーフは面で温める設計であるため、痛みも施術後の反応も比較的穏やかです。ただし深い層のリフトを目的とするならハイフが向く場面もあります。目安としては、深い層のたるみが主な原因ならハイフ、肌のゆるみや質感の低下が主な悩みならザーフという分け方になります。ダウンタイムだけで選ばず、悩みの層から考えてカウンセリングに臨んでください。
同じモノポーラRFの分野では、単一周波数の機器が長く使われてきました。単一周波数でも深部にエネルギーを届けることは可能ですが、そのぶん出力を上げる必要があり、施術中の熱さや施術後の赤みにつながりやすい構造でした。
ザーフはデュアル周波数と冷却の組み合わせによって、この負担を抑える方向へ進んだ機器と位置づけられます。現行のサーマクールにも冷却機構は備わっており、単一周波数だから痛いと単純化できるものでもありません。反応の強さが照射設計で変わる点は、前述のとおりです。
糸リフトは物理的に組織を引き上げる治療で、腫れや引きつれ感が1~2週間ほど続くことも珍しくありません。即時的な引き上げの大きさは魅力ですが、生活への影響という面ではザーフと大きく異なります。
長期の休みを取りにくい方が、まず高周波治療から始めるという選択には合理性があります。一方でたるみが進行している場合は組み合わせを検討する余地もありますので、カウンセリングで現状を確認してもらうとよいでしょう。
ダウンタイムの話は、効果がいつ出るかとセットで考えると判断しやすくなります。照射直後にコラーゲン線維が収縮することで軽い引き締まりを感じられますが、この即時的な変化は数日で落ち着いていくものです。本来の目的である土台づくりは、その後の数か月をかけて進みます。目に見える変化として現れるのは1か月から3か月後というのが一般的な経過でしょう。
効果は半年~1年ほど持続するとされ、受ける間隔も半年~1年に1~2回を目安とする考え方が一般的です。つまり、効果を実感するタイミングとダウンタイムが終わるタイミングは別物になります。結婚式や撮影に合わせるなら、当日の見え方を優先して直前を避けるか、仕上がりを狙って1~2か月前に受けるかの2通りが考えられます。初めての方には後者をおすすめしたいところです。自分がどの程度赤くなるタイプかを知らないまま直前に受けるのは、リスクが読みにくいためです。
自分のスケジュールとよく相談したうえで施術のタイミングを見極めましょう。
ザーフのダウンタイムは、多くの場合、当日から翌日で日常生活に戻れる程度に収まります。赤みは数時間で引き、翌日以降に残りやすいのはむしろ乾燥です。当日は長時間の入浴と激しい運動を控え、翌日からは紫外線対策と保湿を続ける。この2点を押さえておけば、多くの場合は経過で困りません。
ただし回復のスピードは、肌質と照射設計の両方に左右されるものです。ライブリークリニックでは、大阪院でザーフを取り扱っています。たるみの状態や生活スケジュールを確認したうえで無理のない照射プランをご提案しますので、予定に合わせて受けたい方はまずご相談ください。
※実施院:大阪院