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ボルニューマは、次のような症状にお悩みの方におすすめの施術です。
COLUMN
肌のたるみ・二重顎・シワが気になる。フェイスラインを引き締めて若々しくなりたい。そんなお悩みの方に「ボルニューマ」という治療が注目されています。
ボルニューマは高周波(RFエネルギー)を照射することで効果を促す治療機器ですが、治療を受ける前に気になるものの1つとして、痛みやダウンタイムの心配があるのではないでしょうか。
ここでは、「ボルニューマ」の痛みやダウンタイムに焦点を当てつつ、効果や特徴などについて詳しく解説いたします。
ボルニューマは、次のような症状にお悩みの方におすすめの施術です。
ボルニューマとは、美容大国である韓国のCLASSYS社によって開発された美容治療機器です。高周波(RFエネルギー)を照射して、肌の真皮層や脂肪層(皮下組織)へ熱を発生させることによって皮膚の引き締めやコラーゲン生成といった様々な効果を促します。
高周波によって熱が発生する仕組みは、高周波を照射した部位の分子が超高速に振動する際、分子間で引き起こされる摩擦熱によるものです。これまで、高周波による熱を利用した治療では、熱のダメージによる痛み・ダウンタイムがデメリットとしてありました。しかし、ボルニューマは冷却・振動システムやチップの改良によって肌の表皮で引き起こされる痛みやダメージを大きく抑え、より効果的な治療を可能にしています。
ボルニューマは高周波の熱によって皮膚の引き締め、コラーゲン・エラスチン生成を促進する働きがあります。そのため、肌に対して次のような効果を期待することができる治療です。
肌のたるみに効果的な治療にはハイフ(HIFU)やサーマジェンなど複数ありますが、ボルニューマは皮膚のボリュームを変えずにたるみを改善したい方におすすめの治療です。
ボルニューマは痛みが少なく、ダウンタイムがほとんどない点が大きな特徴です。
ボルニューマは、高周波(RFエネルギー)によって生み出される熱の痛みやダメージを軽減するための工夫が組み込まれています。そのため、6.78MHzという高周波を用いた治療機器の中では強力な照射をしているにもかかわらず、痛みやダウンタイムはほとんどありません。
痛みに関しては、痛いというよりも少し熱さを感じる程度で麻酔は必要ありません。ダウンタイムに関しては、施術後にわずかな赤みや腫れが現れることがありますが数時間で治まります。また、施術後にはメイクをして帰宅ができるので、治療を知られたくない方も安心いただけます。
ボルニューマは、痛みやダウンタイムが少ない治療ですが、全く無いわけではありません。
ボルニューマの施術時の痛みは、高周波の出力、冷却や振動を調整することで最小限に抑えることが可能です。また、ダウンタイム・副作用・リスクは少なく、一時的な場合がほとんどですが、心配なことや気になる症状が現れた場合は迷わず医師にご相談ください。
赤み・熱感(ほてり)・痛みは、ボルニューマのダウンタイムとして起こりやすい症状です。
熱感(ほてり)・痛みは、ボルニューマが高周波による熱で効果を促すために起こるものです。熱が集中することにより痛みを引き起こす可能性がありますが、ボルニューマの制御によって最小限に抑えることが可能です。
また、赤みが現れることもありますが、数時間ほどで落ち着くことが一般的です。
腫れ・むくみといった症状が起こることもあります。
これらの症状もボルニューマの熱によって引き起こされるものです。数時間から1日ほどで徐々に治まっていきます。
火傷・神経損傷といった症状は、先に述べた症状と比べて起こりにくくはありますが、起こる可能性があるものです。
ボルニューマの施術では、皮下組織を40~60度ほどに加熱していきます。そして火傷が起こるのは、熱が必要以上に集中してしまった場合です。ボルニューマの施術では熱が集中し過ぎないよう注意しながらおこないますが、熱の感じ方にも個人差があります。そのため、患者様が熱いと感じたときはすぐにお伝えいただくようお願いしております。患者様の感覚に合わせて施術を進めることが火傷のリスクを抑えるうえで大切なのです。
そして、それ以上に稀ではありますが、神経損傷が起こる可能性も無いとはいえません。万が一、施術後に顔の感じ方、動き方に違和感がありましたら、医師へご相談ください。
ボルニューマは高周波(RFエネルギー)による熱によって効果を促す治療です。また、高周波の熱による痛みやダメージを抑えるためにいくつもの工夫が施されています。では、ボルニューマの特徴について1つずつ詳しくみていきましょう。
ボルニューマは高周波(RFエネルギー)を照射して、皮膚の表皮はダメージを抑えつつ、真皮層や脂肪層(皮下組織)へしっかり熱を伝えて効果を促します。
真皮層や脂肪層(皮下組織)へ熱が届くと、真皮層のコラーゲン繊維や脂肪層(皮下組織)の線維性隔壁が熱によって収縮し、肌の引き締め効果が生み出されます。このとき、ボルニューマによって脂肪細胞が壊れることはありません。
真皮層のコラーゲン繊維が熱によって収縮すると、肌の引き締め効果が生まれます。同時に、その刺激を受けて線維芽細胞が活性化し、コラーゲンやエラスチンの生成が数ヶ月程の期間じっくりと促され続けます。
コラーゲンやエラスチンは肌のハリ・ツヤ・弾力に欠かせない成分です。そのため、コラーゲンやエラスチンの増加はシワやたるみの改善ばかりか、肌のキメを整え、若々しい肌へ整える効果が期待できます。
ボルニューマは高周波(RFエネルギー)によって生まれる熱により、皮膚の引き締めやコラーゲンを生成する働きが期待できる治療です。治療のために欠かせない「熱」ですが、熱によって肌が加熱されると、上昇する温度によって真皮層や脂肪層(皮下組織)で効果が起こるよりも早く、表皮が痛みを引き起こし、ダメージを受けてしまいます。
しかし、ボルニューマは次のような仕組みによって痛み・ダメージを抑え、効果をもたらす工夫がなされています。
ボルニューマは施術部位を冷却するために水冷式冷却機構を採用しています。
これは、施術部位と接するハンドピース内で12~16度ほどの冷水を流し、肌の表皮が常に冷えた状態を保つことで、熱による痛みやダメージから保護する働きがあります。また、水冷式による冷却では表皮を冷やし過ぎないため、真皮層や脂肪層(皮下組織)の加熱による効果を妨げることがありません。
ボルニューマの水冷式とは異なり、高周波による機器にはガス冷却式を採用しているものもあります。ガス冷却式では機器による加熱の間に一瞬マイナス20度ほどのガスを噴射することで冷却をおこないます。そのため、継続した温度の上昇と、急激な低下を繰り返すことになり、この温度変化によって痛みが引き起こされていました。
ボルニューマは、施術部位と接するハンドピース先端を振動させることで痛みを軽減する仕組みも組み込まれています。これは、振動による刺激によって、痛みが脳へと伝わることを妨げる働きがあるためです。
ボルニューマは、スタンプ照射とムービング照射という2つの方法を使い分けて高周波を照射することができます。
高周波を照射する機器の多くはスタンプ照射という、1ショットずつ照射をずらしながら治療をおこないます。スタンプ照射は1ショットの温度上昇が大きいため、高い出力で治療をおこなうことが難しいものでした。
しかし、ボルニューマはムービング照射という、肌の上をすべらせるように動かしながら照射することが可能です。この方法は、1ショット辺りの範囲が広く、温度上昇がゆるやかという特徴があります。
ボルニューマは2つの照射を使い分けることで、高い出力を維持しつつ、温度を調整した治療をおこなうことができます。
ボルニューマは、高周波の治療機器の中で痛みやダウンタイムが大きく軽減されています。これは、ボルニューマのメリットの1つです。そして、ボルニューマは次のようなメリットもあげられます。
ボルニューマは、高周波(RFエネルギー)を照射することによって肌のたるみを引き締め、ハリや弾力を回復することで若々しい肌へ整える効果が期待できる治療です。効果を促すために強力な高周波を照射しますが、痛み・ダウンタイムは驚くほどに軽減されています。これは、ボルニューマに採用されている冷却・振動システムやムービング照射によるものです。これらの仕組みにより、高い効果をもちつつも痛みやダウンタイムが抑えられた治療が「ボルニューマ」です。
ボルニューマという治療に興味があるため相談したい。年齢とともに「たるみ」が気になり改善したい。そのような方がいらっしゃいましたら、お気軽にライブリークリニックへご相談ください。
ライブリークリニックには、肌治療の豊富な知識と経験を併せもつ医師・看護師が在籍しております。患者様の肌のお悩みに寄り添い、様々な治療の中から最適な治療をご提案させていただきます。