COLUMN

ボルニューマの美容効果はいつから実感?施術回数や費用・持続期間を解説

ボルニューマは、肌の引き締めや弾力アップを目的とした最新の美容施術です。しかし、「どれくらいで効果を実感できるのか?」と気になる方も多いでしょう。一般的に、ボルニューマの効果は施術後すぐに感じることもありますが、肌の深層でコラーゲンが生成される2週間〜1ヶ月後により明確な変化が現れます。

本記事では、ボルニューマの効果が出るまでの期間や持続期間、実感できるまでの施術の回数の目安や費用について詳しく解説します。施術のメリット・デメリットや、ハイフ・サーマジェンとの違いについて知りたい人も、ぜひ参考にしてください。

目次

ボルニューマの効果は2週間~1ヶ月経過してから実感できる

ボルニューマは、高周波(RF)の熱エネルギーを肌の深層に届け、コラーゲンの生成を促す美容施術です。施術直後から肌のハリや引き締めを感じることができますが、本格的な効果を実感できるのは約2週間〜1ヶ月後です。これは、熱の刺激によってコラーゲンやエラスチンが活性化し、徐々に肌の弾力が増すためとされています。

効果の持続期間は個人差がありますが、一般的には半年〜1年程度です。施術を継続することで、より長く引き締まった状態を維持することが可能です。また、ボルニューマはダウンタイムが少なく、施術直後からメイクやシャワーができる点も大きなメリットです。

そもそもボルニューマとは

ボルニューマとは、韓国で開発された高周波(RF)を用いた美容施術の一種です。主な目的は、肌の引き締めや弾力アップです。高周波エネルギーを皮膚の深層に届けることで、コラーゲンの生成を促し、シワやたるみの改善が期待できます。

従来の高周波治療と比較して、ボルニューマはより均一に熱を与える技術が採用されており、痛みを抑えながら効果的に肌のリフトアップができるのが特徴です。また、ダウンタイムが短く、施術直後からメイクやシャワーが可能なため、忙しい方でも取り入れやすい施術といえます。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

【関連記事】ボルニューマ(高周波)で引き締まった若々しい肌に|対応部位も解説
https://lively-clinic.com/column/post/volnewmer/

ボルニューマの持続期間

ボルニューマの効果は、施術後すぐにハリや引き締めを感じることができますが、本格的な変化は2週間〜1ヶ月後に現れます。その後は徐々に安定し、一般的に半年〜1年程度持続するとされています。

持続期間には個人差があり、肌の状態や生活習慣によって変わる点に注意してください。特に、紫外線対策や保湿をしっかり行うことで、コラーゲンの生成が促進され、より長く効果を維持できます。また、定期的に施術を受けることで、さらなるリフトアップや若々しい肌を保つことができます。

ボルニューマに期待できる効果

ボルニューマの治療で期待できる効果として、以下の2つがあります。

  • 肌の引き締め
  • 肌の弾力アップ

それぞれ詳しく見てみましょう。

肌の引き締め

ボルニューマは、高周波(RF)の熱エネルギーを肌の奥深くに届けることで、たるんだ肌を引き締める効果が期待できます。熱の刺激によりコラーゲンが生成され、肌のハリが回復することでフェイスラインのたるみや毛穴の開きが目立ちにくくなります。

特に、加齢とともに緩んだ頬やフェイスラインのリフトアップに効果的で、すっきりとした輪郭を目指したい人におすすめです。施術直後から引き締まりを感じることもありますが、2週間〜1ヶ月後にさらに変化が実感できます。

肌の弾力アップ

高周波(RF)の熱エネルギーによってコラーゲンやエラスチンの生成を促進するため、肌の弾力を高める効果も期待できます。加齢によって減少するコラーゲンなどの成分が増えることで、肌のハリが回復し、ふっくらとした若々しい印象へと導きます。

頬や目元などのシワやたるみが気になる人に適しており、施術から2週間〜1ヶ月後により弾力のある肌を実感しやすくなるでしょう。継続的に施術を受けることで、より長くハリのある肌を維持できます。

ボルニューマを受けるメリット

ボルニューマによる治療は、ほかの美容施術と比較すると次のようなメリットがあります。

  • 幅広い肌トラブルの改善が期待できる
  • 外科手術の必要がなく痛みが少ない
  • 施術直後からメイクやシャワーができる
  • 施術を受けたことがバレにくい

いずれも個人差はあるものの、比較的多くの人にメリットとして享受できる要素です。それぞれ詳しく解説します。

幅広い肌トラブルの改善が期待できる

ボルニューマは、目元の小じわやたるみの改善をはじめ、肌全体のハリ・弾力アップに効果的な施術です。高周波(RF)の熱エネルギーが真皮層に働きかけて、コラーゲンやエラスチンの生成を促すため、加齢による肌の衰えをトータルでケアできます。

乾燥による小じわや目元のたるみが気になる人には、特におすすめです。フェイスラインの引き締めや毛穴の開き改善にもアプローチできるため、一度の施術で複数の悩みに対応できる点が大きなメリットです。

外科手術の必要がなく痛みが少ない

ボルニューマはメスを使わずにリフトアップや肌の引き締めができるため、外科手術に抵抗がある人でも安心して受けられる施術です。高周波(RF)のエネルギーを用いるため、肌の内部に熱が浸透し、コラーゲンの生成を促進しながら自然なリフトアップ効果を得られます。

また、従来の高周波治療と比べて熱エネルギーが均一に分散されるため、痛みが少ないのも特徴です。施術中に温かさを感じる程度で、強い痛みを伴うことはほとんどありません。痛みに敏感な人でも比較的受けやすい美容施術といえるでしょう。

施術直後からメイクやシャワーができる

ボルニューマはダウンタイムがほとんどなく、施術直後からメイクやシャワーが可能な点が大きなメリットです。高周波(RF)による施術は肌への負担が少なく、赤みや腫れが出にくいため、日常生活に支障をきたすことなく施術を受けられます。

従来の美容施術では、施術後に一定の休養期間が必要なことがありました。しかし、ボルニューマは忙しい人でも気軽に受けやすい施術で、施術当日に予定がある場合でも問題なく過ごせますので、仕事やプライベートの合間に美容ケアをしたい人に最適です。

施術を受けたことがバレにくい

ボルニューマは施術後の腫れや赤みがほとんど出ないため、周囲にバレにくい美容施術です。外科的な治療を実施しないことから、ダメージを最小限に抑えながらリフトアップや肌のハリを向上させられます。

また、ダウンタイムがほぼないため、施術直後から普段通りの生活ができるのも特徴です。翌日から仕事や外出をしても違和感がないため、自然な変化を求める方におすすめです。

徐々に肌のハリや弾力が増していくため、「いつの間にかキレイになった」と思われやすい施術といえます。

ボルニューマを受けるデメリット

多くのメリットがあるボルニューマによる治療ですが、以下のデメリットが起こりうる点には注意が必要です。

  • 痛みはゼロではない
  • やけどや発赤などの副作用が起こる可能性がある

治療である以上、何かしらの問題が起こる可能性はゼロではありません。上記のようなリスクが、人によっては起こることを理解しておきましょう。

痛みはゼロではない

ボルニューマは、従来の高周波(RF)治療と比べて痛みが少ない施術ですが、完全に無痛というわけではありません。施術中に皮膚の内部で温かさや軽い刺激を感じることがあり、部位によってはチクチクした痛みを伴う場合もあります。

ただし、痛みの感じ方には個人差があり、多くの人は我慢できる程度の刺激と感じることがほとんどです。不安がある場合は、クリニックで麻酔クリームの使用を相談することも可能です。痛みに敏感な方は、事前に医師としっかり相談しておくと安心です。

やけどや発赤などの副作用が起こる可能性がある

安全性の高い施術ではあるものの、高周波(RF)の熱エネルギーを使用するため、稀にやけどや赤み・腫れなどの副作用が起こる可能性があります。特に、肌が敏感な人や施術後のケアを怠った場合、熱による刺激で一時的に赤みが残ることがあります。

軽度の赤みやほてりは数時間〜1日程度で自然に落ち着きますが、万が一強い炎症や水ぶくれが発生した場合は、すぐに医師に相談することが大切です。施術後は肌をこすらず、しっかり保湿し、紫外線対策を徹底することで副作用のリスクを抑えることができます。

ボルニューマの効果がないと感じる原因

ボルニューマは多くの人に効果が期待できる施術ですが、なかには「効果を感じにくい」と思う人もいます。その原因として、以下のような要因が考えられます。

  • ショット数や照射レベルが適切でない
  • 施術者の技術不足
  • そもそもの悩みに適していない

これらのポイントを詳しく解説し、満足のいく効果を得るための対策についても紹介します。

ショット数や照射レベルが適切でない

ボルニューマの効果を最大限に発揮するには、適切なショット数と照射レベルの設定が重要です。照射エネルギーが弱すぎると、十分な熱が皮膚の深層に届かず、コラーゲン生成が十分に促されないため、リフトアップや引き締め効果を実感しにくくなります。

一方で、過度な照射はやけどや赤みのリスクを高める可能性があるため、肌の状態に合わせた適切な設定を医師と相談することが大切です。施術を受ける際は、経験豊富なクリニックを選び、自分に合った施術プランを提案してもらうようにしましょう。

照射技術が不足している

ボルニューマの効果は、施術者の技術によって大きく左右されるため、照射技術が不足している場合、十分な効果を得られないことがあります。特に、適切な深さへの熱エネルギーの伝達や均一な照射ができていないと、引き締めやリフトアップの効果が弱くなってしまいます。

また、顔の部位ごとに適切な照射方法が異なるため、施術者が皮膚の構造や筋肉の動きを理解していることも重要です。クリニック選びの際は、経験豊富な医師が施術を行うか、口コミや実績を確認することがポイントです。

そもそもの悩みに適していない

ボルニューマは、肌の引き締めやハリの向上、軽度のたるみ改善に効果的です。しかし、すべての悩みに対応できるわけではありません。深いシワや大きなたるみ、脂肪の多い部分のリフトアップには効果が限定的であるため、より適した施術が必要な場合があります。

また、即効性よりも徐々にコラーゲンが増えていくことで効果を発揮する施術のため、「すぐに劇的な変化を求める人」には向いていないかもしれません。施術前に、自分の肌悩みとボルニューマの適応範囲が合っているかを、医師としっかり相談することが大切です。

ボルニューマとハイフの違い

ボルニューマとハイフ(HIFU)はどちらもリフトアップ効果が期待できる美容施術ですが、使用するエネルギーの種類やアプローチの深さが異なります。

  • ボルニューマ:高周波(RF)を使用し、真皮層から脂肪層まで均一に熱を届けることで、肌の引き締めやハリを向上させる。痛みが少なく、ダウンタイムが短い。
  • ハイフ:超音波エネルギーを用いて、SMAS筋膜(皮膚のさらに深い層)にアプローチし、より強力なリフトアップが可能。痛みを感じることがあり、ダウンタイムがやや長め。

ボルニューマは肌のハリや弾力アップに適しており、ハイフはフェイスラインの引き上げや小顔効果を求める人に向いています。 それぞれの特性を理解し、自分の目的に合った施術を選ぶことが大切です。

組み合わせることで相乗効果が期待できる

ボルニューマとハイフは、それぞれ異なる層にアプローチするため組み合わせることでより高いリフトアップ効果が期待できます。

  • ボルニューマ:真皮層や脂肪層に働きかけ、肌のハリや弾力を高め、たるみを改善
  • ハイフ:SMAS筋膜(皮膚の深部)に作用し、フェイスラインの引き上げや小顔効果が期待できる

この2つを組み合わせることで、深部からの引き締め+肌表面のハリ・弾力向上が同時に叶い、より自然で持続的な若々しい印象を実現できます。どちらもダウンタイムが少ないため、忙しい人にもおすすめの施術プランです。

サーマジェンとの違い

ボルニューマとサーマジェンは、どちらも高周波(RF)を利用したたるみ改善・引き締めの治療です。一見よく似ているものの、双方でエネルギーの伝達方法や施術の特徴に違いがあります。

ボルニューマは肌のハリ・弾力向上に適し、サーマジェンはフェイスラインの引き締めや脂肪減少に効果的です。目的に応じて選ぶか、組み合わせて施術を受けることで、より高い効果が期待できるでしょう。

ボルニューマの施術回数・期間

ボルニューマは1回の施術でも肌の引き締めやハリの向上を実感できますが、持続的な効果を得るためには定期的な施術が推奨されます。一般的に、効果の持続期間は半年~1年程度とされており、加齢によるたるみの進行を抑えるためには、3~6ヶ月ごとに1回のペースで受けるのが理想的です。

施術の頻度は、肌の状態や悩みによって異なるため、医師と相談しながら自分に合ったスケジュールを決めることが重要です。

ボルニューマのダウンタイム

ボルニューマは、施術後の腫れや赤みがほとんどなく、ダウンタイムが短いことが特徴です。施術直後に軽い赤みやほてりを感じることがありますが、数時間から1日程度で自然に落ち着くため、日常生活に大きな影響を与えることはありません。

メイクやシャワーも施術当日から可能なため、忙しい人でも気軽に受けることができます。ただし、施術後の肌は一時的にデリケートな状態になるため、紫外線対策や保湿をしっかり行いましょう。

ボルニューマの料金

ライブリークリニックにおけるボルニューマの料金は次のとおりです。

まとめ

ボルニューマは、施術直後からハリやリフトアップを感じることができ、本格的な効果は2週間〜1ヶ月後に現れます。メスを使用しないため痛みが少なく、施術直後からメイクやシャワーが可能な点も大きなメリットです。

ただし、照射レベルや技術によって効果が左右されるため、経験豊富なクリニックを選ぶことが重要になります。効果を最大限に引き出すためには、自分の肌の状態に合った施術計画を立てることが大切です。

ライブリークリニックには、肌治療に関する豊富な知識と経験を持つ医師・看護師が在籍しています。一人ひとり異なる患者様のお悩みや肌の状態に応じて最適な治療をご提案させていただきます。

Related関連記事

このページの監修医師

林 政男

林 政男

経歴

  • 2017年 東京医科大学卒業
  • 2019年 東京医科大学耳鼻咽喉科頭頸部外科 入職
  • 2021年 都内美容外科・皮膚科
  • 2023年 THE CLINIC
  • 2024年 LIVELY CLINIC