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オンダリフトとは?脂肪を減らしてキレイにリフトアップ!

いつからか、二重顎やシワが目立ってきた。年々、頬や口元がもたつき、フェイスラインが変わったように感じる。そんなお悩みの方がおられるのではないでしょうか。このようなお悩みは、年齢と共に増えた脂肪や肌の衰えによって起こり得るものです。

ここでは、「オンダリフト」という脂肪を減らし、たるみを改善する効果が期待できる治療についてご紹介いたします。「オンダリフト」の特徴や効果、注意点を知り、お悩みを解消するための参考にしてください。

目次

オンダリフトとはどんなもの?

オンダリフトとは、肌のリフティング(引き上げ)、タイトニング(引き締め)、脂肪減少、ハリ・キメ・弾力の改善に高い効果を発揮する治療です。

オンダリフトの施術では、オンダ(ONDA)という特殊なマイクロ波(クールウェーブ)を照射する医療機器を用います。そして、オンダの最上位機種としてオンダプロ(ONDA Pro)という機器もあり、当院で取り入れているのも、このオンダプロ(ONDA Pro)です。

ONDAはイタリア語で「波」を意味しており、イタリアにある世界的レーザー企業DEKA社によって開発されました。特殊なマイクロ波(クールウェーブ)を真皮層・脂肪層(皮下組織)へ選択して効果的に届けることで、熱エネルギーが届いた部分にしっかりと効果を促します。

また、施術で用いるハンドピースには特殊な冷却システムが搭載されており、肌を熱による痛みやダメージから保護することで、高い効果に伴うリスクを最小限に抑えた施術を可能にしています。

チューンライナーとの違い

オンダリフトとチューンライナーはどちらも美容施術ですが、それぞれの特性に違いがあります。

オンダリフトは、特殊なマイクロ波「クールウェーブ」を使用し、脂肪を減らしながらリフトアップを行う施術です。痛みが少なく即効性があるのが特徴で、顔だけでなく体にも対応できます。

チューンライナーは、高密度焦点式超音波(HIFU)技術を用いた施術で、皮膚の深層に熱エネルギーを届けることで、リフトアップやたるみ改善を目指す施術です。特に皮膚の引き締め効果が高く、オンダリフトと比べてシャープな仕上がりが期待できます。

それぞれの施術の特性を理解し、自分の目的に合った施術を選びましょう。

ボルニューマとの違い

オンダリフトとボルニューマは、どちらもたるみ改善やリフトアップを目的とした施術ですが、使用する技術が異なります。

オンダリフトはクールウェーブと呼ばれる特殊なマイクロ波を使用し、脂肪を減らしながら引き締め効果をもたらすのが特徴です。一方、ボルニューマは高周波(RF)と極細のマイクロニードルを組み合わせた施術で、肌のハリを高めるだけでなく、毛穴の引き締めやニキビ跡の改善にも効果的です。

痛みの少ない施術を求めるならオンダリフト、肌の再生や引き締めを重視するならボルニューマが適しています。

オンダリフトがおすすめな症状

オンダリフトは、次のような症状にお悩みの方におすすめです。

  • 二重顎や口元のたるみを改善したい
  • 頬の脂肪を落としてフェイスラインをスッキリしたい
  • 年齢と共に増える小じわをキレイにしたい
  • 若々しいハリのある肌に戻りたい
  • 痛みやダウンタイムが少ない効果的な治療を試したい
  • 治療の効果をすぐに実感したい

オンダリフトの特徴

オンダリフトには次のような特徴があります。

  • 特殊なマイクロ波(クールウェーブ)でしっかり効果を届ける
  • 効果の違う2種類のハンドピースを使い分けた治療
  • 麻酔が必要ないほど痛みの少ない施術
  • 施術直後から効果を実感

特殊なマイクロ波(クールウェーブ)でしっかり効果を届ける

オンダリフトは「クールウェーブ」と呼ばれる特殊なマイクロ波(クールウェーブ)を照射することで効果を促します。

マイクロ波(クールウェーブ)は電子レンジや携帯電話といった生活に身近な物にも用いられているエネルギーで、オンダリフトの場合は肌の真皮層・脂肪層(皮下組織)にある細胞のみを狙って熱を生み出しています。

このため、肌の表皮は熱によるダメージを抑え、効果を促したい真皮層・脂肪層(皮下組織)の細胞のみへ効率よく熱エネルギーを伝えることでしっかりと効果を発揮することができます。

効果の違う2種類のハンドピースを使い分けて顔も体も対応

オンダリフトでは、効果の違う2種類のハンドピースを使い分けることで治療をおこないます。このハンドピースは、マイクロ波(クールウェーブ)を照射する深さによって次のような違いがあります。

【3㎜のハンドピース】
このハンドピースは、主に肌の真皮層へエネルギーを照射して効果を発揮します。真皮層にあるコラーゲンに熱を加え、コラーゲン繊維の収縮とコラーゲンの生成を促し、ハリや弾力のある肌へ改善していきます。

【7㎜のハンドピース】
このハンドピースは、主に肌の脂肪層(皮下組織)へエネルギーを照射して効果を促します。脂肪層にある脂肪細胞を熱によって壊し、アポトーシス(細胞死)を誘発します。そして、コラーゲン繊維の熱変性によって線維芽細胞の活性化を促し、新しいコラーゲンを生み出します。このように、7㎜のハンドピースでは脂肪減少を伴う効果を目的に用います。

ハンドピースそれぞれで用途が変わります。3mmのものは引き締めやリフトアップに、7mmのものは脂肪減少効果が見込めることを覚えておくと良いかもしれません。

麻酔が必要ないほど痛みの少ない施術

オンダリフトは特殊なマイクロ波(クールウェーブ)によって肌の内側へ熱を発生させる治療です。従来の高周波治療とは異なり、エネルギーが均一に伝わるため、施術中の痛みが大幅に軽減されています。さらに、ハンドピースには高度な冷却システムが搭載されており、皮膚の表面を適切な温度に保ちながら熱のダメージを防ぎます。

そのため、従来のリフトアップ施術に比べて肌への負担が少なく、麻酔を必要としないほど快適に受けられるのが特徴です。また、痛みに敏感な方でも安心して施術を受けることができるため、幅広い年齢層に適したリフトアップ治療といえます。

施術直後から効果を実感

オンダリフトは、施術直後からすっきりしたフェイスラインの変化を実感される方が多い施術です。まず、マイクロ波の熱作用によってコラーゲンが収縮し、肌が引き締まることで即時的なリフトアップ効果が得られます。

その後、約1か月かけて脂肪の減少やコラーゲン生成が進み、ハリやツヤが徐々に回復していきます。時間の経過とともに肌の弾力が増し、よりナチュラルで引き締まったフェイスラインへと変化していくのが特徴です。

オンダリフトに期待できる効果とは?

オンダリフトに期待できる効果について詳しく解説いたします。

  • 二重顎や頬のたるみをスッキリ改善
  • 脂肪減少による自然でスッキリしたフェイスライン
  • コラーゲン生成によるハリ・弾力の回復

二重顎や頬のたるみをスッキリ改善

二重顎や頬のたるみを改善するためには余分な脂肪を減らし、肌の弾力を回復することが効果的です。

そして、オンダリフトによる治療では、脂肪層(皮下組織)へ熱を加えることで脂肪細胞を減らし、新しいコラーゲンの生成によって肌の弾力回復を促すことが可能です。この効果から、脂肪のたるみによる二重顎や頬のもたつきといった肌のお悩みに高い効果を期待することができます。

脂肪減少による自然でスッキリしたフェイスライン

オンダリフトは脂肪層(皮下組織)の脂肪細胞へマイクロ波(クールウェーブ)を照射することでアポトーシス(細胞死)を誘発します。アポトーシスによって脂肪細胞がゆっくりと体外へ排出されると、脂肪細胞自体が減少するため、脂肪が増えたことによるフェイスラインのもたつきが、スッキリした状態に整っていきます。

また、オンダリフトは顔の施術ではありますが、オンダの医療機器は体の部分痩せにも用いることができるものです。そのため、体の部分痩せやセルライトの除去といったダイエットの効果も期待することができます。

コラーゲン生成によるハリ・弾力の回復

オンダリフトによる施術では、コラーゲンを生成することによってハリや弾力を回復する効果が期待できます。

マイクロ波(クールウェーブ)を真皮層・脂肪層(皮下組織)へ照射すると、熱による刺激で線維芽細胞が活性化し、コラーゲンが新しく生成されていきます。そして、新しいコラーゲンが増えることでハリや弾力がある肌が再構築されていき、小じわの改善やリフトアップ効果が得られます。

オンダ(マイクロ波)と高周波の違い

オンダの医療機器が照射する特殊なマイクロ波(クールウェーブ)と同様に、脂肪減少やたるみの引き締め効果が期待できる医療機器には高周波(RFエネルギー)を照射するものがあげられます。では、マイクロ波(クールウェーブ)と高周波の違いは何なのでしょうか?

一番大きな違いは、肌の深部へ届けることができるエネルギーの強さです。オンダリフトは、高周波による医療機器の約1000倍もの強力なエネルギーを届けることができます。

高周波による医療機器では、熱エネルギーは肌の表皮から真皮層、脂肪層(皮下組織)へと伝わっていきます。一方、オンダリフトによる熱エネルギーは皮膚を透過し、効果を促したい真皮層・脂肪層(皮下組織)へ選択的に働きかけることができるという特徴があります。このため、オンダリフトは組織を傷つけることなく強力なエネルギーを届けることができるのです。

オンダリフトによる施術の流れ

オンダリフトによる施術は、次のような流れでおこなわれます。

 1.カウンセリング・診察
 2.洗顔
 3.施術
 4.アフターケア

まずはカウンセリングと診察をおこないます。その中で患者様のお悩みとご希望を確認し、実際の症状から最適な治療法についてご提案させていただきます。その際に、オンダリフトについての説明や、疑問の回答もいたしますので、お気軽にご相談ください。

オンダリフトによる施術では、洗顔をおこなった後にオイルを塗布し、施術するというのが一般的です。施術後はオイルを拭きとり、アフターケアとして保湿や紫外線対策をおこないます。

オンダリフトの効果的な施術間隔・回数

オンダリフトによる治療は、2週間に1回の施術を5回ほど継続した治療が効果的です。それ以降は、効果を保つためには2~3ヶ月に1回の継続した治療がおすすめです。

治療間隔や回数は、肌の状態や症状によって個人差があります。治療の詳細につきましては、担当医師とご相談のうえでご検討ください。

オンダリフトの注意事項

オンダリフトの治療は次のような注意が必要です。

  • 施術を受けることができない方
  • 施術による痛み・ダウンタイム
  • 施術による副作用・リスク
  • 施術に関する注意事項

施術を受けることができない方

オンダリフトは、次の方は施術を受けることができません。

  • 妊娠中・授乳中の方
  • 治療部位に金属・機器を挿入している方
  • 心臓疾患やペースメーカーを装着している方
  • 皮膚疾患や重度のアレルギーをお持ちの方
  • 糖尿病や自己免疫疾患などの持病がある方
  • その他、医師が施術不適応と判断した方

施術の適応について不安がある場合は、事前に医師へご相談ください。

施術による痛み・ダウンタイム

オンダリフトは、施術による痛みがほとんどないため、麻酔の必要はありません。マイクロ波(クールウェーブ)を使用して肌の深部(真皮層や脂肪層)に熱エネルギーを届けることで、引き締めや脂肪減少の効果を促します。そのため、ハンドピースに搭載された特殊な冷却システムが肌の表面を保護するため、熱による痛みや火傷のリスクが極めて低くなっています。

施術後の腫れや赤みなどのダウンタイムもほとんどなく、施術直後から普段通りの生活が可能です。まれに軽い赤みやほてりを感じることがありますが、数時間~1日程度で自然に治まることがほとんどです。

施術による副作用・リスク

オンダリフトは安全性の高い施術ですが、以下のような副作用やリスクが発生する可能性があります。

  • 赤み:施術後、通常は数時間から数日で落ち着く
  • 熱感(ほてり):施術部位に軽い熱感を感じることがあるが、冷却することで緩和される
  • 軽い腫れ:まれに軽度の腫れが生じる場合があるが、数日以内に治まることが一般的
  • 一時的な乾燥やかゆみ:施術後の肌は一時的に乾燥しやすくなるため、保湿ケアを心がけることが重要

通常、これらの症状は3~4日ほどで自然に改善されますが、副作用には個人差があります。気になる肌トラブルが起こった場合は、早めに医師へご相談ください。

施術に関する注意事項

オンダリフトによる施術後は肌が乾燥しやすい状態であるため、十分な保湿を心掛けてください。また、施術後の肌は紫外線の影響を受けやすくなるため、日焼け止めを塗る、帽子や日傘を使用するなどの紫外線対策を徹底しましょう。

さらに、施術後1週間ほどは血行が過度に促進される行動(激しい運動・サウナ・長時間の入浴)を避け、施術部位を強く擦ったり引っ掻いたりするなどの刺激を与えないように注意が必要です。特に、赤みや軽い腫れが残っている場合は、肌を落ち着かせるためにも慎重なケアを心掛けましょう。

オンダリフトの料金

ライブリークリニックにおけるオンダリフト(オンダプロ)の料金は次のとおりです。

オンダリフト 料金

オンダリフトでほっそり健康的な美しいフェイスラインに

オンダリフトを受ける前に、まずは自身の肌悩みや目的を明確にしましょう。フェイスラインの引き締めや脂肪の減少を重視するなら、オンダリフトは有力な選択肢になります。施術を検討している場合は、信頼できるクリニックを選び、無料カウンセリングや診察を受けて適応可否を確認しましょう。

施術後は保湿ケアと紫外線対策を徹底し、1週間程度は激しい運動やサウナを控えることで、効果を最大限に引き出せます。また、継続的な効果を得るためにも推奨される施術間隔や回数を守り、生活習慣の見直しも心がけてください。気になる点があれば、早めにクリニックへ相談することが重要です。

ライブリークリニックには、肌治療に関する豊かな経験と知識を併せもつ医師・看護師が在籍しております。また、多様な美容医療機器も揃っているため、患者様のお悩みに最適な治療が可能です。どのようなお悩みでもご相談ください。お悩みを解決するため、患者様に寄り添った治療をご提案させていただきます。

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このページの監修医師

坂田 将彰

坂田 将彰

経歴

  • 2019年 帝京大学 医学部卒業
  • 2019年 慶應義塾大学病院 入職
  • 2021年 大手美容外科 入職 分院長歴任
  • 2024年 LIVELY CLINIC