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オールタイトのダウンタイムはどのくらい?施術後の経過と注意点を詳しく解説

オールタイトのダウンタイムはどのくらい?施術後の経過と注意点を詳しく解説

韓国発の最新たるみ治療「オールタイト(Alltite)」は、RFとHIFUの長所を兼ね備えた革新的な美容医療機器として注目を集めています。施術を検討するうえで気になるのが「ダウンタイムはどの程度あるのか」という点ではないでしょうか。

本記事では、オールタイトのダウンタイムの目安や施術後に起こりうる症状、日常生活への影響、他の施術との比較まで詳しく解説します。施術前に知っておきたい注意点もまとめていますので、オールタイトを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

目次

オールタイト(Alltite)とは

オールタイトは、韓国のInnoxus社が開発した特許技術「DLTD®(Deep Layer Targeted Delivery)」を搭載した美容医療機器です。従来のリフトアップ治療では、RF(高周波)かHIFU(高密度焦点式超音波)のいずれか一方のアプローチが一般的でした。オールタイトはDLTD®技術により、真皮深層からSMAS筋膜層まで幅広い層へ同時にエネルギーを届けられる点が大きな特徴となっています。

従来のRF機器がジュール熱(電気抵抗による発熱)を利用するのに対し、オールタイトは誘電加熱という方式を採用しています。誘電加熱では真皮内の水分子を振動させて効率的に熱を発生させるため、同じ時間で従来機の2〜4倍のエネルギーを照射でき、温度の立ち上がりが早いのが特徴です。

また、施術中に早く温かさを感じやすく、真皮のコラーゲンが変性・収縮する40〜60度に素早く到達します。他の機器では温度上昇が緩やかな他機種ではこの変性温度に達しにくい場合もありますが、オールタイトは急速に熱を届けることでコラーゲンの即時収縮を促し、さらに線維芽細胞を活性化させてコラーゲンの再構築(リモデリング)の誘導も可能です。

脂肪層へのエネルギー分布を最小限に抑える設計のため、頬がこけるリスクが低く、自然なリフトアップが期待できるとして、日本国内でも導入するクリニックが増加しています。

DLTD®技術の仕組み

DLTD®とは「Deep Layer Targeted Delivery(深層ターゲット送達)」の略称で、狙った深さにピンポイントでエネルギーを届ける技術を指します。従来のRF機器ではエネルギーが皮膚表面から拡散しやすく、深部への到達効率に課題がありました。DLTD®はRFエネルギーの到達深度を精密にコントロールし、真皮全層・FSN(線維中隔)・SMASへ段階的にアプローチできます。また、LTD®技術はHIFUより痛みがマイルドになるため、従来のHIFUより痛みが少ないのも特徴です。

一度の施術でリフトアップ(引き上げ)とタイトニング(引き締め)の両方の効果が期待できる点が、多くのクリニックで評価されている理由のひとつでしょう。

オールタイトに期待できる主な効果

オールタイトの施術によって期待できる効果には、主に次の3つがあります。

  • リフトアップ効果
  • タイトニング効果
  • コラーゲン再生

SMAS筋膜層や支持靭帯にエネルギーが届くことで、フェイスラインや頬のたるみを引き上げる作用が見込めます。施術直後から変化を実感する方も少なくありません。

真皮深層への加熱によって肌の引き締めやハリの回復が促され、顎下のもたつきや二重あごの改善を目的に施術を受ける方も多くいます。さらに熱刺激によりコラーゲンやエラスチンの産生も活性化されるため、施術後数週間〜数か月にわたる長期的な美肌効果も期待できる施術です。

オールタイトのダウンタイムはどのくらい?

結論から言えば、オールタイトのダウンタイムは「ほぼない」とされています。施術当日からメイクや洗顔が可能なケースが大半です。詳しく見てみましょう。

施術直後〜当日の状態

施術直後は、照射部位にほんのりとした赤みや温感を感じることがあります。ただし、強い腫れや内出血が生じるケースはまれで、多くの場合は数時間以内に自然と落ち着きます。施術当日からメイクが可能なクリニックがほとんどのため、施術後にそのまま外出される方も珍しくありません。

赤みが気になる場合でも、ファンデーションでカバーできる程度に収まるのが一般的です。洗顔やスキンケアも通常通り行えますが、施術部位を強くこすらないよう注意してください。

翌日〜1週間の経過

翌日以降はさらに赤みが引き、ほとんどの方が通常の生活に戻れます。一部の方に軽いむくみや触れたときの違和感が残る場合もありますが、日常生活に支障をきたすほどの症状ではありません。

1週間が経過するころには、肌の引き締まりやフェイスラインの変化を感じ始める方も出てきます。コラーゲンの再生が本格的に進むのは施術後2週間〜1か月程度とされており、時間の経過とともに効果を実感しやすくなるのも特徴です。

施術後の痛みについて

オールタイトは「麻酔なしで受けられる」とうたうクリニックが多い施術です。施術中はじんわりとした温かさを感じる程度で、強い痛みを訴える方は少ないとされています。ただし痛みの感じ方には個人差があり、頬骨弓(頬の外側)や下顎骨(エラあたり)では多少の刺激を感じることもあります。

心配な場合は、カウンセリング時に担当医師へ相談しておくと安心でしょう。施術中に出力調整も可能なため、無理せず申告するのがおすすめです。

オールタイトの副作用と注意点

ダウンタイムが少ないオールタイトですが、施術後に起こりうる副作用や注意すべきポイントも事前に把握しておきましょう。

起こりうる副作用

施術後に報告されている主な症状には、軽度の赤み・ほてり・むくみ・一時的な骨膜痛などがあります。いずれも一過性のもので、数時間から数日で自然に治まるのが通常です。まれに小さな内出血が発生する場合がありますが、1〜2週間程度で消失するケースがほとんどといえます。

重篤な副作用の報告は極めて少なく、比較的安全性の高い施術と位置づけられています。ただし施術後に異常を感じた場合は、速やかにクリニックへ連絡するようにしてください。

施術後に避けるべきこと

ダウンタイムが短いとはいえ、施術後しばらくは肌への負担を最小限に抑えることが大切です。施術当日のサウナや長時間の入浴、激しい運動、大量の飲酒は控えてください。施術部位を強くこすったりマッサージしたりする行為も避けたほうがよいでしょう。

日焼けによるダメージも回復の妨げになるため、紫外線対策は入念に行うことをおすすめします。保湿ケアを徹底し、肌のバリア機能を守ることが効果持続のポイントです。

サウナや運動はいつから可能か

多くのクリニックでは、サウナの利用は翌日からでも問題ありません。軽い運動については翌日から可能とするクリニックもありますが、大量の発汗をともなう激しいトレーニングは数日間控えるよう案内されるのが一般的です。

飲酒に関しても施術当日は控え、翌日以降に少量から再開するのが望ましいとされています。具体的な制限期間はクリニックによって異なるため、カウンセリング時に確認しておくと安心です。

オールタイトと他の施術のダウンタイム比較

たるみ治療を検討する際は、他の施術とのダウンタイムの違いも気になるポイントです。代表的なものとして、以下の施術と比較してみます。

  • ハイフ(HIFU)
  • RF(サーマクールなど)
  • インモードリフト

それぞれ詳しく見てみましょう。

ハイフ(HIFU)との比較

HIFU(ウルセラなど)は超音波エネルギーをSMAS層に直接照射する施術で、リフトアップ効果に定評があります。一方で施術時の痛みがやや強く、術後に赤み・腫れ・筋肉痛のような症状が数日〜1週間ほど続くケースもあるようです。

オールタイトはHIFU同様にSMAS層へアプローチしつつも、痛みやダウンタイムが軽減されている点に優位性があるといえるでしょう。痛みに敏感な方や日常生活への影響を最小限にしたい方、HIFUで頬がこけた経験がある方にはオールタイトが向いています。両施術を組み合わせる治療プランを提供するクリニックもあるため、比較してみると良いでしょう。

RF(サーマクールなど)との比較

RF治療の代表格であるサーマクールは、高周波エネルギーで真皮層を加熱しタイトニング効果を得る施術です。ダウンタイムは比較的軽いものの、施術時にチクチクとした痛みを感じる場合があり、術後に赤みやほてりが半日〜1日程度残ることもあります。

オールタイトはRFの引き締め効果に加えてリフトアップ効果も得られるうえ、痛みの面でもRF単体の治療と同等かそれ以下とされる報告が多く見受けられます。タイトニングとリフトアップの両方を一度に求める方には、オールタイトが効率的な選択肢となるでしょう。

インモードリフトとの比較

インモードリフトは、真皮と脂肪層を中心に加熱するRFベースの施術です。引き締め効果に優れダウンタイムも少ない施術として人気を集めています。

オールタイトとの違いはエネルギーの到達深度にあります。オールタイトはSMAS筋膜層まで到達する一方、インモードリフトは真皮〜脂肪層がメインターゲットとなるため、脂肪にアプローチできるのも特徴です。また、インモードminifxは、人によっては紫色の内出血が出る場合があります。「引き上げ」重視ならオールタイト、「脂肪減少」重視ならインモードリフトといった使い分けが考えられるでしょう。

どちらもダウンタイムが少ない施術であるため、カウンセリングで自分の悩みに合った施術を相談してみてください。

オールタイトの施術の流れ

施術の流れを事前に知っておくと、当日もリラックスして臨みやすくなります。一般的な流れは、次のとおりです。

1. カウンセリング
2. 施術前の準備
3. 施術
4. 施術後のアフターケア

それぞれ詳しく解説します。

1. カウンセリング

まずは医師による診察とカウンセリングが行われます。たるみの状態や肌の悩みをヒアリングしたうえで、照射部位やショット数のプランが提案されます。ダウンタイムや副作用についても不明点があればこの段階で確認しておきましょう。

施術についての疑問点をすべて解消してから進むことで、安心して臨めます。施術当日にカウンセリングを行うクリニックがほとんどですが、事前に別日でカウンセリングを受けられる場合もあります。過去の施術歴やアレルギーなどがあれば必ず申告してください。

2. 施術前の準備

照射部位のメイクを落とし、肌を清潔な状態に整えます。クレンジングはクリニックで行ってもらえるのが一般的です。麻酔は基本的に不要ですが、痛みが心配な場合は麻酔クリームの使用を相談できるクリニックもあります。

クレンジング後に照射範囲をマーキングし、専用のオイルを塗布してから施術を開始します。準備時間は10〜15分程度を見込んでおくとよいでしょう。アクセサリー類は事前に外しておくとスムーズです。

3. 施術

専用のハンドピースを肌に当て、エネルギーを照射していきます。施術時間は照射範囲によって異なりますが、両頬・顎下・首で20分程度が目安です。施術中はじんわりとした温かさを感じる程度で、強い痛みを感じることは少ないとされています。

骨に近い部位では熱感が強まることもありますが、出力は調整可能です。気になる場合は遠慮なくスタッフへ伝えてください。照射中はリラックスした状態で過ごせる方がほとんどです。

4. 施術後のアフターケア

照射後は肌の状態を確認します。特別な処置は不要で、施術直後からメイクをして帰宅できるのが一般的です。保湿と紫外線対策を徹底し、肌を優しくケアしましょう。

施術当日の長時間入浴やサウナ、激しい運動は避け、翌日以降も肌をこすらないよう注意してください。術後のセルフケアが効果の持続や肌トラブルの予防に大きく影響しますので、クリニックからの指示をしっかり守りましょう。

オールタイトの持続期間と推奨施術回数

オールタイトの効果は、施術直後のリフトアップ効果に加えてコラーゲン再生による段階的な改善が続きます。詳しく見てみましょう。

効果の持続期間

施術直後から引き上げや引き締めの変化を感じる方が多く、その後1〜2週間かけてコラーゲンの再生が進むにつれさらに効果が高まっていきます。持続期間は個人差がありますが、一般的に半年〜1年程度とされています。

加齢による新たなたるみの進行もあるため、効果を維持するには定期的なメンテナンスがおすすめです。ライフスタイルや肌質によって持続期間は変わるため、定期的にクリニックで状態を確認してもらうのがよいでしょう。

推奨される施術間隔と回数

効果を維持・向上させるためには、1月に1回のペースで3程度、継続的に施術を受けることが推奨されています。その後は半年に1回の施術を繰り返し施術を受けることで肌内部のコラーゲン産生が活性化され、より長期的なリフトアップ効果やハリの向上が期待できるでしょう。

初回で劇的な変化を求めるよりも、回数を重ねて少しずつ理想のフェイスラインに近づけていくアプローチが効果的です。予算や通院頻度も考慮しながら、担当医師と相談してプランを決めてみてください。

オールタイトがおすすめの方

オールタイトは幅広い年代に適した施術ですが、とくにフェイスラインのたるみや二重あごが気になる方、肌のハリ低下を感じ始めた方に向いています。痛みに敏感で麻酔なしの施術を希望する方や、仕事や予定の都合でダウンタイムを最小限にしたい方にも有力な選択肢となるでしょう。また、HIFUで頬がこけた経験がある方にも、脂肪層への影響を抑えた設計のオールタイトは安心感があります。

まとめ

オールタイトは、ダウンタイムがほとんどない最新のたるみ治療として注目を集めています。DLTD®技術により真皮全層からSMAS筋膜層まで幅広くアプローチでき、リフトアップとタイトニングの両方の効果が期待できます。

施術後の赤みやほてりも軽度で、当日からメイクや洗顔が可能です。ダウンタイムの少なさと効果のバランスを重視する方にとって、非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。

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このページの監修医師

林 政男

林 政男

経歴

  • 2017年 東京医科大学卒業
  • 2019年 東京医科大学耳鼻咽喉科頭頸部外科 入職
  • 2021年 都内美容外科・皮膚科
  • 2023年 THE CLINIC
  • 2024年 LIVELY CLINIC