オールタイトは、RF(高周波)とHIFU(超音波)を組み合わせたDLTD®技術を採用しているため、従来の単独エネルギー施術とは異なる特徴を持っています。ここからは、以下の施術との違いを詳しく解説します。
それぞれの特徴を把握して、どの治療が適しているのかを検討しておきましょう。
オールタイトとオンダリフト(OndaPro)は、どちらも「切らないたるみ治療」として注目されている施術ですが、使用するエネルギーやアプローチする層が異なります。
オールタイトは、RF(高周波)とHIFU(超音波)を組み合わせたDLTD®技術を採用し、真皮層とSMAS層の両方に同時にエネルギーを届けます。リフトアップと肌のハリ向上を同時に叶える施術です。
一方、オンダリフトは、マイクロ波(2.45GHz)を使用した施術で、脂肪細胞に選択的にアプローチする点が特徴となっています。脂肪細胞内の水分子にマイクロ波が吸収され、脂肪を溶解・排出しながらコラーゲン生成も促進します。
ダウンタイムについては、オールタイトはDLTD®技術により表皮への負担を抑えているものの、HIFU成分を含むため「結構熱い」という声もあります。また、施術後に赤みやほてりが出る場合があり、ダウンタイムはオンダリフトよりやや長めになるのが特徴です。
オンダリフトは、マイクロ波が脂肪層に選択的に作用するため、皮膚表面への刺激が比較的少なく、痛みやダウンタイムを最小限に抑えたい方に向いています。
どちらも優れた治療ですが、「リフトアップと肌のハリ向上」を求める方にはオールタイト、「脂肪を減らしながらスッキリしたフェイスライン」を求める方にはオンダリフトが向いています。
オンダリフトとそれ以外の治療法について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
インモード(InMode)は、RF(高周波)をメインとしたたるみ治療機器です。オールタイトとはエネルギーの種類やアプローチする層が異なり、それぞれ得意とする効果も変わってきます。
インモードは、RF(高周波)を主体とした施術で、真皮層や脂肪層に熱エネルギーを届けます。フォーマ(Forma)やFXなど複数のハンドピースを組み合わせることで、顔全体の引き締めや脂肪減少に対応可能です。
オールタイトは、RF+HIFUのハイブリッドエネルギーで、真皮層だけでなくSMAS層(筋膜層)までアプローチできるのが特徴です。インモードよりも深い層にエネルギーを届けられるため、よりしっかりとしたリフトアップ効果が期待できます。
インモードは「小顔+引き締め」を得意とする施術で、RFの熱エネルギーにより、真皮層のコラーゲン収縮と脂肪層への働きかけで、顔全体をキュッと引き締めます。痛みやダウンタイムが少なく、定期的なメンテナンスとして継続しやすい点も魅力です。
オールタイトは「リフトアップ+肌のハリ向上」に特化しており、SMAS層への超音波エネルギーにより、筋膜レベルでのリフトアップを実現します。頬の位置を高くしたい、フェイスラインをシャープにしたいという方に向いています。
どちらも優れた治療ですが、「小顔・引き締め効果を継続的に得たい」方にはインモード、「しっかりとしたリフトアップ効果を求める」方にはオールタイトがおすすめです。
ハイフ(HIFU:高密度焦点式超音波)は、たるみ治療の定番として広く知られている施術です。オールタイトはHIFUの技術を取り入れつつ、RFを組み合わせることで進化を遂げています。
HIFU単体は、超音波エネルギーをSMAS層(筋膜層)に集中させ、ピンポイントで熱凝固点を作る施術です。強力なリフトアップ効果が得られる反面、「かなり熱い」「痛みが強い」という声も少なくありません。
オールタイトは、DLTD®技術によりRF(高周波)とHIFU(超音波)の長所を組み合わせています。真皮層とSMAS層の両方に同時に、よりマイルドに熱を届けるため、HIFU単体よりも痛みを抑えながら効果を得られるよう設計されています。
HIFU単体は、SMAS層へのピンポイント照射によりしっかりとしたリフトアップ効果が期待できますが、真皮層へのアプローチは限定的です。オールタイトは、1回の施術で真皮層とSMAS層の両方にアプローチ可能で、リフトアップと肌質改善を同時に叶えられます。
「SMAS層への強力なアプローチで明確なリフトアップ効果を求める」方にはハイフが、「痛みを抑えながらリフトアップと肌のハリ向上を同時に叶えたい」方にはオールタイトが向いています。
ウルセラ(Ulthera)は、HIFU機器の中でも高い知名度と実績を持つ「リフトアップ治療のゴールドスタンダード」として知られています。FDA承認を取得しており、世界中で広く使用されている施術です。
ウルセラは、超音波エネルギーをSMAS層にピンポイントで照射し、熱凝固点を作ることで筋膜を収縮させます。リアルタイムで皮膚の断層を確認しながら施術できるため、正確な深度へのアプローチが可能です。効果の持続期間は約1〜2年と長く、1回の施術でしっかりとしたリフトアップ効果が期待できます。ただし、痛みが強いことでも知られており、施術時に麻酔クリームや笑気麻酔を使用するケースも多いです。
ウルセラはSMAS層への強力なアプローチでしっかりとしたリフトアップを実現する一方、オールタイトは真皮層も含めた総合的なエイジングケアを1回の施術で叶えます。「強力なリフトアップを1回で実現したい」方にはウルセラ、「痛みを抑えながらも効果を求める」方にはオールタイトが選択肢となるでしょう。
サーマクール(Thermage)は、RF(高周波)を使用したたるみ治療機器の代名詞的存在です。2002年にFDA承認を取得して以来、世界中で数百万件の施術実績があります。
サーマクールは、モノポーラ型RFを使用し、真皮層から皮下脂肪層まで広範囲に熱エネルギーを届けます。コラーゲン繊維の収縮と新生を促し、肌全体の引き締めとハリ向上を実現できるでしょう。最新機種のサーマクールFLXでは、痛みの軽減と効果の向上が図られており、従来機種より快適な施術が可能になりました。
サーマクールは真皮層から皮下脂肪層への引き締め効果が中心であるのに対し、オールタイトはSMAS層へのアプローチにより、よりしっかりとしたリフトアップ効果が期待できます。「肌全体を引き締めてハリを出したい」方にはサーマクール、「たるみを引き上げたい」方にはオールタイトが向いています。
これまで解説してきた各施術の違いを一覧表にまとめました。自分の悩みや目的に合った施術を選ぶ際の参考にしてください。